内科
詳細な解説は、病名の上をクリックしてください。
ほか内科疾患一般について、治療はもちろん、再発,合併症の予防、良好な状態での長期維持を目標としています。
■高脂血症について
高脂血症というのは、血液中の脂質であるコレステロールや中性脂肪などが多い状態です。ともに健康を維持するのに必要な栄養素ですが、必要以上に存在すると、血管の周りにコレステロールがたまり動脈硬化を引き起こします。すると血管が狭くなったり、つまったりします。心臓でおきると 狭心症や心筋梗塞、脳で起こると脳梗塞、そのほか腎機能障害、大動脈瘤、動脈閉塞、失明などさまざまな重大な合併症をひきおこします。
原因は、遺伝的な体質、肥満、食べすぎ、運動不足、長期の飲酒、甲状腺機能低下、腎臓病、コントロール不良の糖尿病、また、女性は更年期になるとコレステロールが上がりやすくなります。
目標値
総コレステロール180−220 mg/dl未満(危険因子の数による)
中性脂肪150mg/dl未満
にコントロールすることをめざします。
治療法としては、(1)食事療法 (2)運動療法 (3)薬物療法があります。
通常、数ヶ月間は(1)(2)にてライフスタイルの改善をおこなった上で、薬物療法を開始します。
食事療法
1日の摂取カロリー=標準体重 (身長(m)2×22)kg×25〜30キロカロリー
例えば、身長 160 cmなら、1.6×1.6×22×30 = 1700kcalとなります。
運動療法
ウオーキング、ジョギング、サイクリング、水泳などの有酸素運動を 30〜60 分、週3回以上行うのが望ましいです。
忙しい方は、通勤の場合、駅をひとつ前で降りて歩くなど、生活の中で体を動かす習慣をつけると比較的楽にできます。
薬物療法
通常ライフスタイルの改善のため、数ヶ月間は食事療法、運動療法をおこなった上で、薬物療法を開始します。
コレステロール値が高い場合、スタチン系(HMG-CoA 還元酵素阻害薬)が第一選択薬、ついで陰イオン交換樹脂、プロブコールなどを用います。
中性脂肪値が高い場合、フィブラート系が第一選択薬 、次いでニコチン酸系薬、 EPA 製剤などを用います。
代表的なスタチン系、フィブラート系薬剤は、共に副作用として、横紋筋融解症、肝機能障害、CPK上昇などをまれに認めます。お薬を飲み始めた後、脱力、筋肉痛、茶褐色尿、に気づいたらすぐに中止し、受診してください。定期的に血液検査を行いチェックします。
まとめ!
高脂血症についてはこれまでに数々の大規模予防試験が行われ、コレステロール、中性脂肪のコントロールにより、心血管病、脳卒中の予防に有効であることがわかっています。
食事、運動、お薬によってコレステロールが下がっても、それを維持しないと効果はありません。
当院では、地域の患者様の、生活習慣病の予防=長生き のために高脂血症のコントロールが役立つと確信しています。気軽にご相談ください。
■診察から治療までの流れ
- 来院時に、「症状」を記入、あるいは問診票の項目 □高脂血症検査 にチェックをいれて下さい。
診療予約される場合、希望を書いていただくとスムーズにいきます。
- 診察室でお話をうかがいます。
- 血液検査、心電図検査など必要な検査を行います。
- 検査結果のご説明と、治療方針をご相談いたします。一部検査結果は後日になります。
診療予約はこちら、または電話(045-988-2201)で承ります。
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