下肢静脈瘤の日帰り手術の病院なら横浜・長津田ファミリークリニック(内科・循環器科・血管外科)

下肢静脈瘤の日帰り手術の病院・血管外科なら横浜・長津田ファミリークリニック

診療時間:9:00〜14:00 16:00〜20:00(土12:00 日13:00)祝休 TEL:045-988-2201

下肢静脈瘤について - 治療法 -

治療法

下肢静脈瘤の治療法には
 1) 弾性ストッキングによる圧迫療法、
 2) 硬化療法、
 3) 高位結紮+硬化療法、
 4) 限局的ストリッピング手術(静脈瘤抜去術)
があります。

1.弾性ストッキング
圧迫により静脈血の下肢への鬱滞を取ることで症状の軽減、進行の防止をはかります。しかし静脈瘤がこの治療だけで治ることはほとんどありません。医療用弾性ストッキングは一足 6,000円〜10,000 円と高価なものもありますが、当院ではなるべく安価で性能の良いレックスフィットあるいはアンシルクというストッキング(一足 3,500円〜5,000 円程度)を使用しています。 2 ) 3 )4 )の術後も約1〜2ヶ月はこのストッキングを着用する必要があります。

弾性ストッキングの作用と目的
静脈瘤の場合、少しきつめの30mmHg台のストッキングを履きます。
  1. 腓腹筋を圧迫し収縮力を高め、筋肉のポンプ作用を強める。
  2. 表在静脈を圧迫し、静脈血の逆流量を減らす。
  3. 微小循環を改善させる。
1〜3の作用により、静脈瘤の症状を改善し、進行を予防します。

2.硬化療法
硬化療法■硬化療法とは?
硬化療法は、 0.5mm −数 mm 以内の細い静脈瘤、くもの巣状に赤く表面に拡がる静脈瘤の血管に注射針を刺入し塩酸ポリドカノールというお薬を入れて、血管に炎症を起こして血管を閉塞させる治療法です。(健康保険治療です)
十分な効果を得るためには、数回の治療が必要となることもあります。

■手順
  1. 御来院後、治療着に着がえ、目標の血管をご相談して選定します。
  2. 針をいれる部位にペンレステープ(痛みを和らげるテープ)を貼ります。
  3. 立った状態、あるいはベッドに横になった状態で針を刺します。( 1 −数ヶ所)
  4. 0.5 − 1 % の塩酸ポリドカノールを泡状にしてお薬を注入します。
  5. 血管を沈子、わたで圧迫し弾性包帯→弾性ストッキングをはきます。
  6. 5 − 15 分間、院内を歩いていただき、余分なお薬を拡散します。
  7. お着がえをして終了です。徒歩でお帰りいただけます。

■治療後
  1. 翌々日の朝に弾性ストッキング、包帯をはずします。(それまで外さない)
    お風呂はこの後からになります。
  2. 1 週間以内に 1 度外来受診していただき経過をチェックします。
  3. 1 ヶ月後、外来受診していただき、評価、追加治療をおこないます。
    弾性ストッキングは、治療後 4 週間、日中履いていただきます。(朝履いて、夜脱ぐ)

■注意
  • 十分な効果を得るためには、二週間〜一ヶ月間隔をあけて、数回の治療が必要となることがあります。
  • 治療の性格上、閉塞した血管はすぐにはきれいにはなりません。
    一度炎症を起こして赤くはれた後(色素沈着)、徐々に閉塞した血管は吸収されていきます。その期間は約 1 − 3 ヶ月と人により異なります。

■合併症
この治療法は大きな合併症はほとんどない安全な治療法ですが、疼痛、色素沈着、水泡、感染、皮膚壊死、アレルギー、ショック、深部静脈血栓症、肺梗塞(ごく低い確率)などの報告があります。

■費用
費用は、保険治療 3 割負担の場合、片足5400円前後となります。

3.高位結紮+硬化療法
伏在静脈を2〜3ヶ所しばり本幹の逆流を防ぎ、残りの静脈瘤は硬化療法によって対処します。局所麻酔の手術で1肢約1時間以内で終了し、日帰り手術が可能です。帰宅後は普通の生活をしていただきます。この治療法は外来にて硬化療法を数回追加することがあります。またこの治療法は比較的手軽にできますが再発の可能性があります。
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4.限局的ストリッピング手術(静脈瘤抜去術)
以前は腰椎麻酔、全身麻酔でこの手術を行っていました。(今でも多くの施設は腰椎、全身麻酔で行っています。)しかし、最近は麻酔法の進歩により、局所麻酔下 (TLA 麻酔 ) に大腿部の大伏在静脈内にワイヤーを挿入した後、静脈を抜去できるようになりました。中等症〜重症の下肢静脈瘤がよい適応となります。この方法により3.の方法より再発が少なくなります。日帰り手術が可能です。

手術の不安、痛みに対し、マスク麻酔による笑気ガス ( 痛みを押さえ眠ります ) を併用しています。
2.〜4.の治療後は術後合併症の一つである深部静脈血栓症を予防するため術後どんどん歩いて(下肢の筋肉を使い)なるべく普通の生活をしていただきます。
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