合併症
重大な合併症が起こる確率は、決して高いものではありません。
出血、色素沈着、血腫形成、疼痛、水泡形成皮、再発、といった軽度のものから、創部離開、感染、皮膚壊死、硬化剤アレルギー、深部静脈血栓症、肺梗塞、また手術の際の麻酔による合併症(麻酔薬によるショック、血圧上昇による脳出血、心不全、出血、血圧低下による脳梗塞、心筋梗塞、不整脈等)といった重大な合併症まで様々です。非常に稀ではありますが、重大な合併症が起きた場合、近隣病院と連携しすばやく対処できる体制を整えています。
痛くない針?
当院では、手術で局所麻酔の際に使用する注射針を、以前は、27ゲージという細めの針(ツベルクリン針)を使用していました。しかし、針をさすときの痛みや麻酔薬を入れるときのスピードによる痛みがあります。そこでより痛みの少ない麻酔を求めて、糖尿病の方が自己血糖を毎日測定する針と同じ30ゲージのより細い針に変更しました。更に麻酔の注入スピードを遅くすることで以前より局所麻酔の痛みを軽減できています。